腰の症状

腰が痛い、重い、ぎっくり腰。
内臓の病気や重篤な疾病の時にも症状は出ます。長わずらいや普段と違うなら病院で一度診察を受けましょう。
 
物を持って捻った、デスクワークで座りっぱなし、乗り物に長時間乗っていた、草むしりをした、前々から腰痛持ち、そんな方は鍼灸按摩マッサージの施術向きでしょうね。
 
そもそも、腰痛は腰が病因で無いケースがほとんど、足や股関節、お尻に背中、おなかまわり、と他の場所から連鎖してきているのです。
それを見つけて施術を進めていくのです。
 
腰から背中、首まで通る大きな筋肉があります。太くて手指の圧力が届かない場合もあります、鍼の施術がとても効果を示す場所です。
ぜひ適切な施術を受けて欲しいですね。
 
安易に筋肉をつけると治る、骨盤が歪んでいると脅す商法もあり注意が必要ですが、これらの施術は真っ向から否定したいと思います。
 
筋力をつけて腰痛が二度と出ないなら、筋骨隆々のアスリートが腰痛で引退したりしません。
 
また、骨盤や姿勢を変えるグッズもたくさんありますが、一時的なものであり、患部を締め付けるだけではないかと思います。
長期間の患部の圧迫は血液の循環を阻害し、増悪因子となると思います。
 
わりと効果があるのが、健康番組で紹介される硬式テニスボールでお尻をグリグリです。
これは何十年も前からあるんですけどね。
 
自分でやればやるほど、動かすほど良くなることが多いです。
痛い時でもなるべく動かす。
セルフケアを重ねて、どうしても行き届かないところはプロにお任せ下さい。
 
 

お尻の症状

腰が痛いんです。
そう言いながら実はお尻が痛かった。
そんな方がたくさんいます。
 
このオシリの痛み、原因は何か?
太ももやお尻の筋肉の緊張です。
大小さまざまなお尻に取り付いた筋肉。
中には少々の運動じゃ動かないものまであります。
分厚くて解すには要領が必要なものも。
 
股関節の外側もよく痛くなりますね。
病院で坐骨神経痛と名付けられたり。
 
ではなぜ病院で、それは治してくれないのか?
原因が解ってるのに。
 
坐骨神経痛を増悪させる外旋運動に使われる筋肉たち。
その周囲の大きな筋肉たち。
ほぐす順番と要領を習熟していないと、わりと難しいからです。
時間も掛かります。
 
保険で短時間で済ませるには、かなり無理がありますね。
 
また、おしりの痛い部分もさまざま。
肛門の周囲の筋肉なんて、ほとんどの術者は触りませんが、とても重要だったりします。
 
そして、お尻ばかりやれば良いという話でもありません。
国家資格があればお尻は解ると思いますが、なかなか触ってないところも多いです。
 
ぜひ、お尻はしっかりほぐさないといけないことをお知りになり、按摩にお任せ下さい。