胸や前けんびきの症状

胸の痛みや重苦しさ。
心臓の病気や重篤な疾病のサインかも知れません。
まず病院で診察を受けてみることが先決でしょうね。
 
重篤な症状でない、病院で治療が必要でない場合、原因は神経痛や胸の筋肉に原因があったりします。
 
肋間神経痛は範囲が広く、経験上小さな筋肉がめくれたようになっているものが改善させると、神経痛症状も消失するケースが多いですね。
この筋肉のめくれは丁寧に触診できる能力が必要です。
鍼灸按摩マッサージ師の三割ならわかる程度でしょうか。
この程度は判らないと自費施術ではやっていけませんが。
 
また、前けんびきと呼ばれる鎖骨や肩や腕に繋がる筋肉。
これも結構張りやすいのです。
小胸筋や鎖骨下筋など、肩こりを引き起こすものはしっかり捉えないといけません。
 
女性の場合は乳房に近い施術は抵抗のある方も多いと思います。
症状により省いたり、十分な説明を心がけています。
施術回数が浅く信頼関係の築けるまでは、患者さん術者ともに気を使う場所となります。